1.面積 299,404平方キロメートル(日本の約8割)。7,109の島々がある。
2.人口 約9,401万人(2010年推定値、フィリピン国勢調査)
3.首都 マニラ(首都圏人口約1,155万人)
4.民族 マレー系が主体。ほかに中国系、スペイン系及びこれらとの混血並びに少数民族がいる。
5.言語 国語はフィリピノ語、公用語はフィリピノ語及び英語。80前後の言語がある。
6.宗教 ASEAN唯一のキリスト教国。国民の83%がカトリック、その他のキリスト教が10%。
イスラム教は5%(ミンダナオではイスラム教徒が人口の2割以上)。
7.平均寿命 男性69.5歳、女性73.9歳(フィリピン国家統計局)8.識字率 95.6%(2008年調査フィリピン国家統計局)
https://www.flickr.com/photos/dfataustralianaid/10695651624/in/photolist-72H4qR-72HyBj-72Ah81-hE8miw-hE9qTt-hE8JJm-hE8JmY-hE9oit-hE8ggs-hE7ZKX-hE7Yyt-hE7YUD-hi91AC-72woS4-72w7cZ-jXSzFD-hiakyK-hi97XM-jXTgca-hQfdRS-jXV4Aw-hvp3ny-jXTgsk-jXSxsv-jXV3ey-hi8Pdi-hERN4T-hFw7o3-hEQsEX-hERdbo-hERcLf-k2KEQK-hvoJdg-oi7YsT-iBtUbZ-72RCwJ-hzM5m4-72MQ5e-ihi6PT-735yKu-hi8YpJ-72AzYL-hi9os5-hi8Ntw-hzMdTq-iBt1b5-iBt9An-72RTZj-gQyg8N-iBuLUc
http://blog.goo.ne.jp/kurino30/e/2d26b083e1805fcfaea99de20c71cfd0
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フィリピンの現状
フィリピン
DAWN KUIS(ドーンクイス)
DAWN KUISは日本に出稼ぎにエンターテイナーとして来日していたフィリピン人女性、そしてその女性達と日本人男性との間に産まれたJFC(Japanese Filipino Children)を支援している。フィリピン人女性手作りの雑貨(SIKHAI)を大学の文化祭である浜風祭や他のフェアトレードイベントにて委託販売をしている。JFCの父親探しの意味と子ども達の心情を劇で表したあけぼの公演のサポートも行っている。また学生団体のFTSN(FearTrade Student Network)関東にも参加しており毎月一回のミーティングや合宿にも参加している。
活動国 フィリピン
活動 フェアトレード
フィリピンでは国策として他国への出稼ぎを推奨していたことやフィリピン国内では職を得にくいなどの理由から1984年からフィリピン人女性を歌手やダンサーとして日本へ出稼ぎに行かせようという考えが生まれた。しかし実際働かされた職はホステス業であって、この場が日本人男性との関係を持つ場となった。この関係から産まれた子どもをJFC(Japanese Filipino Children)と呼ぶ。この半数以上以上のカップルが婚姻関係を結んでいなく、父親がいないケースが多い。
また、国内に仕事が少ないわけではないそうだが、外貨のほうが価値が高いため、また親戚を含める家族を養うためにも海外へと出稼ぎすることがある。
出稼ぎ問題
基本情報
ここ、フィリピンは、日本のように災害対策の進んだ国とはいえず、
生活環境、生活水準、インフラも、まだまだ、整っていない。
日本で、起こった大震災でも、日本は、対策に対策を重ね
日々進歩しているが、この国で、地震や津波などが起これば一溜まりもない。
また、フィリピンでは、首都圏から「洪水はなくならない」という問題がある。カロオカン、マラボン、ナボタス、バレンズエラ各市が海抜以下であることで、洪水・水害が耐えない。
災害問題
災害問題
格差社会
フィリピンの貧困は家族ぐるみのものであり、その理由は親たちへの教育が行き届いていなかったためである。1991~1993年にマニラに滞在していた元青年海外協力隊員である森川由美子さんは、フィリピンに派遣された際、ストリートチルドレンに物乞いをせがまれて最初はお金をあげていたものの、それではその時だけの解決にしかならないと気づきあげなくなっていったそうだ。
親は自分が学校に行かずに育ったため、子供たちにも学校へ行かせず働かせることがある。子供たちは、主にストリートチルドレンとして街中でジプニー(ジープに改造した乗り合いタクシー)が止まるたびによってきてジプニーの床を拭いたり、生活雑貨を売ったりなどしてお金をせがむ。そして得たお金を親のもとへと持っていくのだ。貧困家族の場合、親は基本働いておらず、子供たちにお金を稼がせている。また、フィリピンでは親戚を含めた広い家族間の絆が強く、稼げる人に稼いでもらい、その人の収入に頼って生活をしている。
田舎の方に行くにつれ、ますます貧困層が多くなっていく。集落自体に電気、ガス、水が通っていない村もある。日本人からしたらとても不便だろうと同情心を持ってしまうが、そこで生活している現地の人からするとその環境が普通であるため、それほど不便さなどは感じていなかったそうだ。そのため森川さんは、外国を支援するときに大事なのは価値観を押し付けないことだと言った。向こうの異文化を吸収して接点を見つけていかなければならないのだと。
マニラは都市部だが、オフィス街と貧困地域がすぐ隣に存在している。治安が悪く、夜の外出は危険である。ジプニー(ジープに改造した乗り合いタクシー)では乗客は強盗にあうことも稀ではない。
貧困層でない家には銃を持ったガードマンがついていることが普通であり、ショッピングセンターでは入るときに持ち物チェックをされる。またそこにいる警備員も銃を持っている。
マニラでは駅や外務省でも普通に電気がついていないことも多く街全体が暗い雰囲気に包まれている。
治安
スモーキーマウンテンと呼ばれる大きなゴミ山があり、フィリピン政府は何度も一掃してきたが、ゴミ山の場所が変わっただけである。スモーキーマウンテンには住民がおり、彼らはゴミの中から金属などお金に変えられるものを拾って売り、生活している。ゴミ山をどかすのにも処理できる場所もなければ、スモーキーマウンテンで暮らす人々の生活を奪ってしまうことになるため、なかなか解決策が見つけられないでいるのが現状だ。