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基本情報

 

1.面積 278万平方キロメートル(我が国の約7.5倍)
2.人口 4,076万人(2011年、世銀)
3.首都 ブエノスアイレス(Buenos Aires)
4.民族 欧州系(スペイン、イタリア)97%、先住民系3%
5.言語 スペイン語
6.宗教 カトリック等

 

 

 

教育

 

アルゼンチンの経済社会危機が、19世紀末以来、社会統合及び流動性に重要な役割を担ってきた学校教育制度に影響を及ぼしており、10代の子供たちの言語能力の低下、中学の中途退学者の増加、熟練労働力の減少などが指摘されている。小学校の入学率は99%と高いが、中学を合わせた12年間の初等、中等教育をきちんと終了する生徒は36%に過ぎない。最近の経済再建により、低賃金の単純労働の求人が増えたことも逆に中途退学者を増やす原因になっている。

 

 

 

不法移住

 

アルゼンチンの不法移民は大多数が国境を接するボリビア、パラグアイから来ており、少数はペルー、エクアドル、ルーマニアなどからもやって来ている。アルゼンチン政府はこうした不法移民の数を750,000人と見積もっている。

 

 

 

高学歴の海外流出

 

20世紀半ばまでは移民受け入れ国だったアルゼンチンも、20世紀中盤以降の社会、経済、政治の混乱により、多くのアルゼンチン人が祖国を離れて海外に移住した。特に国連ラテンアメリカ委員会の報告によると、アルゼンチンからの海外移住者の1000人の内191人が大学卒業者であるなど、留学生がそのまま海外移民になってしまうことや、大学卒業者に見合った職業の不足などを原因とした、高学歴者の移民による社会の空洞化が懸念されている。アルゼンチンからの移民先は主にスペイン、アメリカ合衆国、カナダ、ブラジルなどである。

 

 

 

経済

 

アルゼンチンは2001年にデフォルト(債務不履行)を宣言して以降、返済条件見直しなど再編問題が決着していない。日本やドイツなどで構成するパリクラブ(主要債権国会議)に対し95億ドルの未返済債務を抱える。

アルゼンチンの現状

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