top of page

基本情報

 

1.面積 762.3平方キロメートル(2008年バーレーン政府発表。東京23区と川崎市を併せた面積とほぼ同じ大きさ)
2.人口 123.5万人(2010年、バーレーン政府発表)、うちバーレーン人は、56.8万人(46.0%)
3.首都 マナーマ市
4.民族 アラブ人
5.言語 アラビア語
6.宗教 イスラム教(スンニー派約3割、シーア派約7割)

 

 

 

デモ弾圧

 

バーレーンの治安部隊が、人々の平和的なデモを弾圧した。

アルアーラムチャンネルが伝えたところによると、バーレーンの治安部隊は11日金曜、同国の各地でデモ参加者を攻撃し、彼らに対し銃弾や催涙ガスを発射したそうだ。

デモ参加者は、プラカードを持ち、スローガンを叫び、政治犯の釈放と、彼らに対する拷問の停止を求めた。

2011年2月から、バーレーンの人々による平和的なデモが開始されている。ハリーファ政権の弾圧的な政策にもかかわらず、これらの抗議デモは依然として続いている。

 

 

 

反体制抗議運動

 

バーレーンは他のアラブ諸国と同じように、2011年からこれまで反体制抗議運動が続いている。バーレーンの抗議運動は他のアラブ諸国と同じように、特定の一族が権力を支配していることに起因する。バーレーンではハリーファ一族が1783年から権力を掌握しており、1971年のバーレーン独立から現在まで、この一族の支配は拡大を遂げている。一方、ハリーファ政権はバーレーンの中では少数派に属している。つまりバーレーンの人口の60%はシーア派のイスラム教徒であり、ハリーファ政権は少数派のスンニー派に属している。ハリーファ一族の宗派に対する捉え方は、シーア派の人々に対する激しい差別的な措置を引き起こしており、多数派であるシーア派の人々のほとんどは、開発の進んでいない地域で貧しい生活に苦しんでいる。一方ハリーファ政権やこれを支持する地域内外の国々のメディアによる宣伝に反し、現在バーレーンで行なわれている抗議運動は宗派対立ではなく、バーレーンの大多数の人々はこの国の政治・経済的な構造に対して抗議を行なっている。

バーレーン王国の現状

バーレーン

デモ弾圧
宗教対決
基本情報
さんしょう
bottom of page