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基本情報

 

1.面積 128.4万平方キロメートル(日本の約3.4倍)
2.人口 約1200万人(2012年,UNFPA)
3.首都 ンジャメナ(N'Djamena)
4.民族 サラ族,チャド・アラブ族,マヨ・ケビ族,カネム・ボルヌ族,その他
5.言語 仏語,アラビア語(公用語)
6.宗教 イスラム教(54%),カトリック(20%),プロテスタント(14%)他

 

 

 

貧困と汚職

 

チャドは人間開発指数が世界最下位で、国民の8割は貧困ライン以下の生活を余儀なくされている。また世界腐敗認識指数は最下位レベルで、汚職がはびこっている。反政府軍による攻撃が続いており、情勢は極めて不安定。スーダンから23万人、中央アフリカから4万人、また国内でも10万人が避難生活を送っている。

 

 

 

女性の人権

 

女性の識字率は39%で、仕事を得ることも難しい。女性の4割は一夫多妻制の家族構成で暮らしており、法律で禁止されているにもかかわらず、DVが日常的に起こっている。少女たちは金銭と引き換えに11、12歳で強制結婚させらている。結婚後も家事と主に農業などの重労働が待っている。

FGMは禁止されていおり、地元のNGOが啓蒙活動を行っているにもかかわらず、実際は広範囲で行われている。特に東部と西部の民族に多い。60%の女性が経験している。

憲法では性の平等がうたわれているものの、実効力はない。それぞれのコミュニティで女性差別が根強く残っているため、こうした問題はなかなか改善されない。

チャド共和国の現状

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