基本情報

 

1.面積　1,139,000平方キロメートル（日本の約3倍）
2.人口　46.3百万人（2010年世銀）
3.首都　ボゴタ
4.民族　混血75％、ヨーロッパ系20％、アフリカ系4％、先住民1％
5.言語　スペイン語
6.宗教　カトリック

 

 

 

非合法武装勢力の問題

 

コロンビア革命軍(FARC、約8,000人)及び国民解放軍（ELN、約1,800人)等の非合法武装勢力が存在し、40年以上に亘り、政治目的のテロや資金調達のための誘拐等を行っている。その活動資金は麻薬取引等を通して調達されており、治安に対する脅威が依然として存在している。このため、かかる非合法武装勢力の解体と右の平和的な社会復帰が歴代政権の主要懸案事項である。左翼ゲリラ、右翼民兵、麻薬組織による内戦に苦しめられている。

 

 

 

環境、麻薬問題

 

農村部，特に低地の熱帯雨林地域では衛生事情が悪く，様々な熱帯病や感染症が蔓延している。またコカ，大麻，ケシの三大麻薬が栽培され，北米，欧州に密輸されているため昔から利権をめぐって犯罪組織やゲリラの活動が絶えず一般犯罪も多発し，国民の健康にも大きな影を落としている。

 

 

 

医師不足の問題

 

人口あたりの医師数は日本の半分程度で，腕の良い医師や評判の良い医師の診察に数週間待たされたという話はよく耳にされる。