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基本情報

 

1.面積 234.5万平方キロメートル
2.人口 6,780万人(2011年,UNFPA)
3.首都 キンシャサ
4.民族 バンツー系,ナイル系等
5.言語 フランス語(公用語),キコンゴ語,チルバ語,リンガラ語,スワヒリ語
6.宗教 カトリックを中心としたキリスト教(85%),イスラム教(10%),その他伝統宗教(5%)

 

 

 

貧困問題

そこは同時に世界最貧国でもあります。 その資源を巡って世界最悪の暴力が繰り広げられてきました。 
しかも、そこで得られた資源は日本の私たちの生活を支える上で不可欠なものです。

 

 

 

民族紛争

 

1996~2003年、部族間闘争に始まり、この地方の豊かな鉱物資源の利権も絡んで、コンゴ政治家や周辺諸国を巻き込む大紛争に発展した。長引く紛争で400万人が殺され、350万人が難民化した。鉱物資源に絡む欧米の企業が武器の資金を援助していたと言われている。 ダイヤモンドが豊富なオリエンタル州や東部ではその後も人権侵害が続き、2008年1月に和平協定が結ばれたが、調印を拒んだルワンダのフツ族反乱軍による虐殺やレイプが今も頻発している。これまでに100万人以上が難民化し、不衛生な環境で、マラリアやコレラも蔓延しており、飢餓や病死を含めると紛争以来の死者は540万にのぼる。

 

 

 

組織的なレイプ・虐待

 

紛争中、女性たちが兵士に連れ出され、組織的なレイプ、集団レイプ、近親相姦の強要、HIV/エイズの感染、そして死にいたるレイプ、虐待が繰り返された。8歳から老女まで年齢を問わずレイプされた。その結果、多くの女性が激痛を伴う瘻孔の病気に苦しんでいる。 紛争が終結した今も尚、女性や子供へのレイプ、虐待が日常的に起きている。こうした女性たちがまず望んでいるのは心のケアのためのカウンセリングだという。

 

 

 

再建

 

内戦の始めより、実に40%近くの子供たちが学校から消えてしまった。兵士に駆り出されたもの、親を失い路上に取り残されたもの、この数年で孤児の数は激増している。 再建には教会が重要な役割を果たしているが、女性たちいわく、教会でさえ男性たちに有利に支配されているという。

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