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基本情報

 

1.面積 27,750平方キロメートル(北海道の約1/3程度の面積)
2.人口 1013.5万人(2012年 ECLAC)
3.首都 ポルトープランス
4.民族 アフリカ系(約9割)、その他混血
5.言語 フランス語、クレオール語(共に公用語)
6.宗教 キリスト教(カトリック、プロテスタント等)、ブードゥー教等

 

 

 

医療

 

世界で最も貧しい国の一つであるハイチの医療水準は劣悪と言わざるを得ません。従来から医師や看護師の絶対数が不足しており,医療機器,衛生材料も慢性的に不足していましたが,2010年1月の地震により更に厳しい状況となりました。当地の医療レベルは,首都ポルトープランスと地方都市,さらに農村地区とで大きく異なりますので,出来る限り首都の外国人がよく利用する医療機関で受診するようにしてください。特に輸血を必要とする事故の治療,手術は地方では困難です。

 

 

 

政治

 

デュバリエ氏は1971年、「パパ・ドック(Papa Doc)」と呼ばれた父親のフランソワ・デュバリエ(Francois Duvalier)大統領の死去を受けて19歳の若さで権力の座についた父と同様に貧困に苦しむハイチで鉄拳による統治を目指した「ベビー・ドック」は、反政府勢力を弾圧し、自らの思い通りに法を制定。さらに、公費を着服して私腹を肥やした。ハイチの伝説に出てくる「子どもさらい」から名前を採った準軍事組織「トントン・マクート」は、ハイチ国民を拘束して拷問を行った。また、「行方不明」となった政敵は数知れず、国民を恐怖に陥れた。「終身大統領」を名乗るジャンクロード・デュバリエ氏による、こうした恐怖統治は15年半に及んだ。だが、じきに民主化を求める大衆が多数、路上にくり出し反政府運動が徐々に激化。さらに、同国の人権侵害に国際社会からも非難が集中し、デュバリエ氏は1986年、大衆ほう起の末に国外脱出に追い込まれた。

 

 

 

外交

 

同国は、小量の原油の他、不安定な国際市場価格の影響を被りやすいボーキサイト及び水産物等の資源を有するが、他に特に有力な外貨獲得手段を持たない。そのため、同国の外交は、外国から援助を確保する施策を推進する性格が極めて濃い。オランダ一辺倒の外交から脱却し、多角化を進めようと懸命であるが、同国に対する国外からの援助額の6割(2003年6月時点)を拠出しているオランダ中心主義が根強く、多角化が十全に図られているとは言い難い。1995年6月のカリブ共同体(カリコム)加盟以降、スリナムはカリブ諸国との関係緊密化を通して、国際場裡における発言力の向上と市場拡大を目指している。

ハイチ共和国

ハイチ

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