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基本情報

 

1.面積 1,648,195平方キロメートル(日本の約4.4倍)
2.人口 7,473.3万人(2010年, イラン政府発表)
3.首都 テヘラン
4.民族 ペルシャ人(他にアゼリ系トルコ人,クルド人,アラブ人等)
5.言語 ペルシャ語,トルコ語,クルド語等
6.宗教 イスラム教(主にシーア派),他にキリスト教,ユダヤ教,ゾロアスター教等

 

 

 

貧困

 

経済の専門家であるホセイン・ラーグファル氏は、計算ではイランにおける絶対的貧困率は25%から32%であると指摘した上で、「この数字によると、アフマディーネジャード政権の過去3年間で、国内では毎年2%ずつ、貧困者数が増えてきたことになる。この調査では、世帯主の職業に基づいて労働市場の状況が明らかにされている」と述べた。。

 ホセイン・ラーグファル氏はイラン労働通信(ILNA)のインタビューの中で、「過去7年間で貧困が顕著に拡大し、一方で格差も広がってきている」と述べた。

 同氏は、貧困は1363年〔西暦1984年〕以降、緩やかに減少してきたが、現政権が成立した1384年〔同2005年〕から今日までに、貧困率や格差は増大し続けていると指摘し、次のように述べた。「これまで政府からは、貧困ラインやジニ係数について明確な数字は公表されてこなかったが、しかし現在の状況は、格差や貧困が広がっていることを示している。非政府系の団体によって行われた計算によると、イランにおける絶対的貧困率は25%から32%となっているのである」。

 大学教授である同氏は、社会の中間層の貧困化という現在の状況は政府による政策の失敗の結果であるとの見方を示し、「外国人の視点から見るならば、天然ガスや石油といった豊富な資源の上にある国で、失業中の若者がこれほどまでに存在しているというのは、政府による誤った政策の結果でしかあり得ない」と指摘した。

 

 

 

教育

 

国で95パーセント強の児童が小学校に入学している。
5年終了時の全国統一テストに合格した者が中学校に入学できるが、無事に小学校を卒業しても1割は進学せずに社会に出ていく。中学校では、授業内容が非常に難しくなることなどから落第し、退学してしまう者も多い。
 

イラン・イスラム共和国の現状

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