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基本情報

 

1.面積 2.2万平方キロメートル(日本の四国程度)(注1)
2.人口 約798万人(2012年 イスラエル中央統計局)
3.首都 エルサレム(注2)
4.民族 ユダヤ人(約75.4%),アラブ人その他(約24.6%)(2011年 イスラエル中央統計局)
5.言語 ヘブライ語,アラビア語
6.宗教 ユダヤ教(75.4%),イスラム教(17.3%),キリスト教(2.0%),ドルーズ(1.7%)(2011年 イスラエル中央統計局)

 

 

 

貧困

 

イスラエルの『ハアレツ』紙は、経済協力開発機構(OECD)が行った最新の調査に基づき、OECDに加盟する34カ国のうちでイスラエルが最も相対的貧困率(大多数よりも貧しい「相対的貧困者」の全人口に占める比率)の高い国であると報じた。

同紙は、イスラエルの相対的貧困率が20.9%であり、34カ国で最も高いと伝えている。ジニ係数から見ても、イスラエルはOECD加盟国で最も格差が大きい国のひとつであるという(注:OECDにはブラジル、ロシア、中国、インド、台湾、シンガポール等は含まれていない)。

OECDが実施した所得格差に関する最新の調査(PDF)では、経済危機によって多くの国の収入と資本が減少したと報告されている。さらに、この3年で、過去12年間を超える格差拡大が発生しているという。

 

 

 

経済

 

資源のないイスラエルは、農業、ハイテク産業、ダイヤモンド産業(研磨)、そして観光業によって収入を得ている。しかし、テロや紛争の勃発などで、いつ何時、経済が圧迫されるか予断を許さない状況にある。観光業が圧迫を受けると、人口788万の小さな国であるため、影響はあっという間にあらゆる分野に及ぶ。
一方で、テロの取り締まりと国防のため、多くの軍事費を費やさざるを得ない現実がある。国として存続していくだけでも危機的な状況にありながら、イスラエルは、「世界にただ一つ、ユダヤが安心して暮らせる国」という信念に基づいて、ロシアをはじめとする百カ国以上の国々から、今なお移民を受け入れている。そのため貧困層の割合も高く、国民の25%が日々の糧さえままならない貧しさの中に生きている。

 

 

 

偏見

 

イスラエルと結び付けて、世界のユダヤ人たちもまた、反ユダヤ主義の標的となっている。

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