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基本情報

 

1.面積 4,033平方キロメートル(日本の滋賀県程度)
2.人口 52.7万人(2011年、国連推計)
3.首都 プライア
4.民族 ポルトガル人とアフリカ人の混血が約70%。
5.言語 ポルトガル語(公用語)、クレオール語
6.宗教 キリスト教(カトリック)
7.国祭日 7月5日(独立記念日)

 

 

 

出稼ぎ問題

 

大学教育を受けた人が国外に移住する割合が84%で6位の高さである

(国際日本データバンキング)。
84%とアフリカでは高い識字率にもかかわらず、若い人たちに仕事がなく、仕送り額によって更に貧富の差が広がっている。

 

 

 

教育問題

 

カーボベルデの教育における初等学校は、6歳から14歳まで必修であり、6歳から12歳までの児童は無料である。1997年には、初等教育の総就学率が148.8%に達した。2001年におけるカーボベルデの初等学校の出席率は利用不可だった。就学率が教育の責任のレベルを示す一方で、それらは常に児童の参加を反映しているわけではない。教科書は90%の児童が利用することが可能となっており、教員の83%は実行中の教員訓練に出席している。多くの児童が教育にアクセスするものの、一部の問題は顕在である。例を挙げるならば、多くの生徒と一部の教員は家庭でクレオール語を話し、ポルトガル語(教授言語である)を操ることが下手であり、学校の機材、昼食、書籍が不十分に費やされている。さらに、かなりの学年において再修率が高い。

 

 

 

水問題

 

カーボベルデ共和国は、アフリカ大陸西端の熱帯性サヘル乾燥地域の大西洋沖に位置する火山群島で、雨も少なく、乾燥した自然環境にあるため、昔から水が最大の問題である。

 この国の首都があるサンチアゴ島には水が流れる川がない。雨季に雨がふったときだけ水が流れることのある川筋はいたるところにあるが、ここの水が流れるのは1年のうち数回だけで、そのため土地は乾燥してサバンナ状態とんっている。このため、なにをするにもまず水の確保が一番重要な仕事となる。
   生活用水には井戸を掘り地下水を汲み上げて水の供給を図っているが、人口10万人の首都プライアでは地下水だけで十分な水を確保できないので、海の水を濾過して真水に変えて水道にまわすなど、都市では高い費用をかけて水が確保されている。しかし、農村地帯では、国がタンクローリーで各村の共同タンクまで定期的に供給しており、その共同タンクから離れたところに住む農民はポリタンクに入れた水を頭に乗せたり、ロバに積んだりして山の上まで毎日運ぶことが重要な日課となっている。

 1991年から民主化が始まったこの国対し、日本政府は二つの無償援助を計画し、実施している。ひとつは水産無償援助による漁港と水産市場の整備でありもうひとつは、去年スタートした、農村地帯での地下水開発による水の供給事業だ。

カーボヴェルデの現状

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