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基本情報

 

1.面積 58.3万平方キロメートル(日本の約1.5倍)
2.人口 3,980万人(2009年:世銀)
3.首都 ナイロビ(Nairobi)(約310万人 2009年:ケニア統計局)
4.民族 キクユ人、ルヒヤ人、カレンジン人、ルオ人等
5.言語 スワヒリ語、英語
6.宗教 伝統宗教、キリスト教、イスラム教
7.国祭日 12月12日(独立記念日)

 

 

 

暴動

 

2007年末、キバキ大統領の再選に対し、野党が不正集計などを訴えて抗議運動を起こし、首都ナイロビをはじめ各地で暴動に発展した。連立政権の樹立で暴動は静まったが、千人以上の死者を出し、20万人が難民化した。

 

 

 

ストリートチルドレン

 

首都ナイロビのストリート・チルドレンの数は5万人以上といわれ、毎年増え続けている。ヒューマン・ライツ・ウォッチの1997年のレポートによると、こうした子供たちが警察に暴力や性的虐待を加えられているという。

 

 

 

女性の人権

 

アフリカで最も政情が安定し、女性の人権問題への取り組みも進んでいるが、実際伝統的な女性差別や貧困から抜け出すことは難しい。   難民女性へのレイプ、子供への性的虐待、レイプが増大している。田舎では学校教師が生徒をレイプするケースもある。レイプは最高終身刑であるが、実際は10年以内にとどまっている。妻への暴力は日常的に起きているが、伝統的社会の中で容赦されている。

財産権や遺産に関する法律は女性に不利なままである。田舎の家庭では女性の教育に後ろ向きである。

 

 

 

FGM

 

FGMは特定の民族の間で広範囲に行われており、地方では50%の女性が経験している。政府系病院ではFGMの施術を禁じているが、違法ではない。しかし1996年から、肉体を傷つけない”言葉による割礼(Circumcision Through Words)”という儀式を、FGMの代替として選択する家族が増加してきている。

 

 

 

児童売春とエイズ

 

ユニセフによると、若い女性の30%が風俗業に就いている。うち45%は12、3歳から売春を始める。特に観光客の多いモンバサなどの海岸沿いで急増しているが、顧客で最も多いのはケニア人である。家族に捨てられた女性や、中には親に売春を強要される少女もいる。女性が仕事を得るのは難しく、生きていくために他に選択肢がない。ケニアには180万人のHIV/エイズ孤児がいるとみられ、貧困からその子供たちもまた売春に陥るケースが多いという。

 

 

 

人身売買

 

子供や女性たちが風俗業や肉体労働のために、中東、西欧、北米、またはケニア国内や他のアフリカ諸国へ売買されている。性的搾取のために売られる中国女性や、強制労働のために売られるバングラデシュ女性もケニアを通過する。

 

 

水不足

 

国民の47%は飲料水へのアクセスがない。

 

 

難民

 

ダダーブとカクマで、ソマリアから15万人、スーダンから7万6千人、エチオピアから1万4千が避難生活を送っている。国内でも1990年代のケニア・アフリカ民族同盟の野党への攻撃で43万人が難民化し、現在も避難生活を送っている。2007年末の暴動でも20万人が難民化した。

ケニアの現状

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引用画像 暴動;http://blog.goo.ne.jp/azianokaze/e/ff15510b1de4f769ad2da58230942cfb

       ストリートチルドレン;http://blogs.yahoo.co.jp/happyhatty12/8312267.html

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