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基本情報

 

 

1.面積 約10万平方キロメートル(朝鮮半島全体の45%、日本の約4分の1)
2.人口 約5,000万人(2012年現在)
3.首都 ソウル
4.民族 韓民族
5.言語 韓国語
6.宗教 宗教人口比率53.1%

(うち仏教:42.9%、プロテスタント:34.5%、カトリック:20.6%、その他:2.0%)
社会・文化に儒教の影響を色濃く受ける。

 

 

 

竹島問題

 

 

竹島は1905年に島根県に編入された離島で、二つの小島といくつかの岩礁からなります。島は水が乏しく経済的な価値はほとんどありませんが、周囲の排他的経済水域の漁業権などがからんで、日韓の間で竹島の領有権を巡って紛争が続いています。鬱陵島に近く、韓国は52年に軍事境界線、李承晩ラインを宣言し、竹島を「独島(トクト)」であるとして自国への帰属を主張しました。53年には、近辺での日本漁船の拿捕などに続き、竹島を占拠して海上保安庁の巡視船を銃撃する事件が発生しました。以降、韓国による要塞化が進められ、現在も武装警官数十名を駐留させるなどして不法占拠しています。65年の日韓基本条約では、竹島問題は紛争処理事項であると記されているにもかかわらず、韓国側は「領土問題は存在しない」などとしています。日本政府からは、竹島領有権問題に関して国際司法裁判所への付託を提案していますが、韓国側は拒否し続けています。2012年8月10日、歴代大統領として初めて、李明博(イ・ミョンバク)元大統領が「独島」を訪問。その後も、対日強硬姿勢を強めています。日本からは非難の声が高まっています。

 

 

経済問題

 

従来の統計では国の借金にカウントされない巨額の「隠れ借金」の実態を有力シンクタンクが分析、負債は国が発表した額の3倍近くにまでふくらむそうです。厳しいのは国家財政だけでなく、経済の原動力となる家計や企業の借金も増え続けています。
 「長引く景気低迷や少子高齢化などで、中央と地方政府は深刻な財政環境に直面している」
 全国経済人連合会傘下のシンクタンク、韓国経済研究院が公表したリポートは、述べました。
 そして、韓国の財政統計の意外な事実を明かしました。リポートによると、韓国の債務統計は、ほとんどの主要国が採用しているIMFの2001年基準ではなく、1986年の古い基準のままだという。韓国の国家財政法では国の借金について政府債務を対象としてきたが、他の先進国では公営企業などの負債も国の借金に含める。このため、「IMFは国家間の公平な比較が不可能だという理由で、国家債務の統計から韓国を除外している」というのです。
 こうした問題はIMFにも指摘されており、韓国の企画財政部は今年2月中旬、国際基準に沿う形で、これまでカウントしていなかった国出資の公共機関や地方政府、地方公共機関などの借金も含めた負債額を公表、2012年末時点で821兆ウォン(約78兆円)としました。
 だが、リポートではこの統計についても、「事実上隠されている借金が盛り込まれず、国の負債を把握するには不透明だ」と批判しています。
 「隠れ借金」のひとつが政府保証のある金融関連の公営企業の負債です。韓国政策金融公社や韓国輸出入銀行、韓国産業銀行、中小企業銀行などの負債額を含めると、国の借金の額は1218兆ウォン(約116兆円)まで増えます。
 さらに公務員年金や軍人年金などの引当金、国民年金や私学年金の引当金を含めた「広義の国の借金」は2135兆ウォン(204兆円)にまで拡大すると結論づけました。
これは12年の韓国の名目国内総生産(GDP)の約1・6倍に相当します。リポートでは、一部重複計上された部分があるとしていますが、それを考慮しても高いレベルの借金となっています。
 さらに、財政悪化の要因について「景気低迷による税収不足、
ポピュリズム的な福祉支出の増加」と列挙しました。
 借金苦なのは国家財政だけではありません。
家計の負債も増加の一途をたどっており、昨年末の時点で1021兆ウォン(約97兆円)と過去最悪を更新しました。
 企業の財務も同様です。
韓国銀行(中央銀行)の資金循環統計によると、民間非金融法人の昨年9月末時点の金融負債額は2048兆ウォン(約196兆円)で、前年同期比で54兆ウォン増えています。
 企業が負債を抱えていても利益を上げられれば問題はないが、アジア経済に詳しい企業文化研究所理事長の勝又壽良氏は、「韓国の企業決算は08年のリーマン・ショック後最悪で、減収減益企業が続出している。74%の企業で昨年10~12月期の利益がアナリスト予想に達しておらず、世界的にも不振が際立っている」と語っています。
 「内需不振のため、家計の債務も増え続け、韓国社会は不満がたまっている。そのはけ口として『反日』が利用されている面も否定しがたい」と勝又氏は語っています。
 

 

衛生状況

 

韓国はアジア諸国のなかでは衛生状態が比較的良く、通常の観光旅行で特別気をつけるべき感染症などはありません。旅の途中で体調を崩すことがあっても、その大半はなれない食事や水質の違いによるものですので、日本から持参した薬を飲めば、たいていは快方に向かいます。

ソウルなどの都市部にはいたるところに薬局があり、処方箋がなくても大半の薬は手に入れることができます。ただ、日本に比べて薬効が強めのものが多いため、日本人の体質に合わないこともあります。

また、日本では許可されていない成分が含まれている薬もありますので、通常の薬(風邪薬、胃腸薬、鎮痛解熱剤、下痢止め)は日本から持参するのがベターです。

市内の名物となっている屋台(ポジャンマチャ)での飲食は衛生的に問題があるケースもあるため、夏場になると毎年食中毒の被害が発生してます。屋台でなくても、生ガキ等の貝類には注意が必要です。2002年3月には、ソウル市内で日本人団体客58人が下痢や腹痛を訴えて病院へ運ばれるという事例も発生しています。また、韓国では友好を深めるために、一つの杯でお酒を回し飲みするという独特の習慣がありますが、これが肝炎感染の原因となっているとも言われています。

狂牛病は日本、韓国共にその検査体制について問題となりましたが、韓国の米国産牛肉の輸入基準は、生後30ヶ月未満、骨は不可という厳格な水準があります。焼肉店で使われる肉の多くは、韓国もしくはオーストラリア産です。また、国産牛に対してもBSEの原因とされる肉骨粉(飼料)の使用を早い段階から禁止しており、当局は狂牛病が発生する可能性はないとしています。

韓国旅行で体調を崩すケースで最も多いのは発熱と下痢です。特にソウルは睡眠時間を削って市場に出かける人が多いうえ、キムチを始め、刺激の強い食べ物を多く接種するので、お腹が驚いて下痢を起こすことになります。また、水道は良く整備されている国ですが、水道水の飲用は避けたほうが無難です。市販のミネラルウォーターを飲むようにしましょう。

韓国には、日本語が確実に通じる総合病院はあまりありません。日本語が話せるスタッフがいる病院も、必ずしも通じるとは限らず、診察は英語が中心となります。病気になってしまったら、ホテルに泊まっている場合、まずはフロントに相談しましょう。高級ホテルでは簡単な薬を常備しており、緊急の場合は救急車を手配してくれます。

ハブ空港である仁川(インチョン)国際空港を利用すれば、アジア各国へ乗り継ぎのロスなく旅行ができます。国際線 航空券の予約をする際には、価格やマイレージプログラムだけでなく、機内サービスなどの比較も行って選ぶようにすると快適な旅行が愉しめます。

韓国の現状

韓国

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衛生状態

参照

さんしょう
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