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メキシコ

メキシコの現状

 

基本情報

 

1.人口 1億137万人(2011年IMF)
2.面積 196万平方キロメートル(日本の約5倍)
3.首都 メキシコ・シティ
4.民族 欧州系(スペイン系等)と先住民の混血(60%),先住民(30%),欧州系(スペイン系等)(9%),その他(1%)
5.言語 スペイン語
6.宗教 カトリック(国民の約9割)

 

 



麻薬問題

 

高い技術力を持つハッカー集団アノニマスとメキシコの麻薬組織の争いがありました。メキシコの麻薬組織への抗議行動中にアノニマスのメンバーの一人がメキシコの麻薬組織の一つ「セタス」に誘拐されました。これに対し、アノニマスはセタスに戦線布告「解放しなければ、セタスと結びついた警察官、ジャーナリスト、タクシー運転手らを公表する。」という動画をYoutubeに流しました。結果として、捕らわれていたアノニマスのメンバーは解放されたようです。「組織関係者の名前を一件公表するごとに10人を殺す。」という脅迫つきで。

 メキシコでは、麻薬組織の関係者でほぼ毎日のように人が殺されています。1人、2人くらいの殺人はあたりまえで、10人以上にならないとメディアに出てこないとも言われています。今回は、この事件の背景にあるメキシコ麻薬戦争について解説していきます。メキシコ麻薬戦争の起源

 

 1960年代ごろからベトナム戦争(アメリカとベトナムの戦争)による精神ストレスなどから兵士を中心にアメリカで麻薬が使われ始めます。1980年代にフェリクス・ガジャルドという人がバラバラだった薬物取引をまとめ、麻薬組織をつくります。一つの組織で全ての麻薬取引を行っていると警察に取り締まられた時大変なので、ガジャルドは麻薬組織を複数に分割して支配していきました。しかし、ガジャルドが捕まってしまい、分割していた麻薬組織が独立し始めます。そして、かつては縄張りが決まっていた組織同士が自分たちの縄張りを広げようと戦い始めたのです。

 

 


メキシコ麻薬戦争の悲惨

 

 麻薬組織同士の争いが激しくなったので、メキシコ政府は軍隊を使って麻薬組織をつぶそうとしています。しかし、麻薬組織は地元の警察や軍隊の一部を金で買収し、仲間に引き入れるなどしているため、中々つぶすことができません。また、麻薬組織は組織を批判する者に対して容赦しません。今回問題になった麻薬組織の「セタス」は特にその傾向が強いです。

 麻薬組織に対抗すべき警察もほとんど殺されました。麻薬組織に殺されることを恐れて、警察官のなり手がいなくなるほどです。メディアの人間も麻薬組織を否定するような内容を書くと殺されます。このような異常な事態が、今もメキシコで続いています。



 

 

格差社会

 

建国以来メキシコは深刻な格差問題に喘いでいる。カルロス・スリム・ヘルという世界一の億万長者を産んだ国ではあるが元々産業構造が貧弱で、NAFTAの発足以来アメリカやカナダの企業などが安い労働力を求めて各地に工場やオフィスを構えたもののメキシコ人の利益は給料くらいしかなく、実質的な儲けは皆企業が手にしている状態にある。なお、メキシコシティにおける世帯平均月収(手取り)は約4万円となっている。[10]給料も非常に低価格で、全国民の殆どが年中休みなく働いても一日1ペソ(約6円)しか得ることができない[要出典]うえにそれらはほぼすべてが生活のために使われるため貧困層の子弟が私立大学を出て高給を手にすることはほぼ不可能に近い。

 

 

 

治安

 

特に米国との北部国境地帯の治安悪化はマフィアなどの抗争も相まって顕著だが、首都として人の集まるメキシコシティや、それ以外の地域においても失業者の増加と社会的・経済的不安定要因が治安情勢の一層の悪化を招いており、強盗、窃盗、レイプ、薬物などの犯罪は昼夜を問わず発生している。

 

 

 

麻薬問題

 

現在、同国で深刻な社会問題となっている麻薬組織と政府間の抗争は、一義的には麻薬取り締まりを巡る問題だが、社会的なマイナスの影響が非常に大きい。

参照

 

基本情報 外務省 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/mexico/data.html

さんしょう
麻薬問題
ちあん
各社社会
メキシコ麻薬
麻薬問題
基本情報
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