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基本情報

 

1.面積 44.6万平方キロメートル(日本の約1.2倍 西サハラ除く)
2.人口 3,227万人(2011年 世銀)
3.首都 ラバト
4.民族 アラブ人(65%)、ベルベル人(30%)
5.言語 アラビア語(公用語)、ベルベル語(公用語)、フランス語
6.宗教 イスラム教(国教)スンニ派がほとんど

 

 

 

妊娠中絶

 

モロッコでは妊娠中絶は法的に認可されていない。ウィミン・オン・ウェーブ(オランダの医師が1999年に設立した団体)が、モロッコで望まぬ妊娠をしている女性を船に乗せ公海上で中絶手術をする目的で2012年にモロッコに入港しようとしたが、モロッコ海軍に阻止されて追い返されている。同船の医師は、モロッコでは違法に実施される危険な中絶処置のために、年間90人のモロッコ人女性の命が失われているとし、安全に中絶処置が実施される必要性を訴えた。

 

 

 

教育

 

7歳から13歳までの7年間の初等教育期間が義務教育期間となっているが、就学率は低い。モロッコの教育は初等教育を通して無料かつ必修である。それにもかかわらず、特に農村部の女子を始めとした多くの子供たちが未だに学校に出席していない。教育はアラビア語やフランス語で行われる。2004年のセンサスによれば、15歳以上の国民の識字率は52.3%(男性65.7%、女性39.6%)である。非識字率は約50%であるが、農村部の女子に至っては90%近くにまで達する。

 

モロッコの田舎の村には学校が極端に少なく、都市部とは違い十分な教育環境が整っていない。サハラ砂漠の先住民ベルベル人が暮らすサハラ砂漠のハミリア村には、小学校が1つしかなく、20km離れた町にある中学校には、ほとんどの子どもが経済的な理由で通学できない。また、親の世代も同様な環境であったため、家庭教育も不十分であることが現状だ。

モロッコ王国の現状

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