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基本情報

 

1.面積 923,773平方キロメートル(日本の約2.5倍)
2.人口 1億6,250万人(2011年、UNFPA)(サブ・サハラ・アフリカ全体の約20%と推定)
3.首都 アブジャ(1991年12月ラゴスより遷都)
4.主要民族 ハウサ人、ヨルバ人、イボ人等(民族数は250以上と推定)
5.言語 英語(公用語)、各民族語
6.宗教 イスラム教-北部中心、キリスト教-南東部中心、伝統宗教-全域

 

 

 

貧困

 

世界有数の石油産油国であるが、失政と汚職で市民の大部分は貧困のままである。70%は貧困ライン以下で生活している。

 

 

 

人身売買

 

女性や子供の人身売買は活発で大きな市場になっている。ナイジェリア犯罪組織はあらゆる手段で女性を獲得し、ヨーロッパへ売買している。特にオランダ、イタリア、チェコが多いと言われる。また不法入国した両親のために、子供が欧米へ売られているケースもある。児童労働や売春として、カメルーン、ガボン、ベニン、赤道ギニアに売られる子供たちもいる。   政府は児童虐待や育児放棄にあまり関心を示さない。売春も合法である。

 

 

 

女性の人権

 

家庭内暴力は一夫多妻制の中で日常的で、法的規制もない。レイプ、売春、セクシャル・ハラスメントは深刻な社会問題になっている。  伝統的慣習の中で、女性の土地所有権や遺産相続権は認められていない。未亡人は貧困の上、東部では”監禁”という反人道的な儀式もある。 貧困家庭では金銭と引き換えに、少女が結婚という形で売られている。

FGMは広範囲で行われており、特に南部と東部に多い。地元の調査では女性の90%が経験しているという。政府はFGM廃止運動を支持しているものの、法的規制はまだない。

 

ナイジェリア連邦共和国の現状

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