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1.面積 79.6万平方キロメートル(日本の約2倍)

2.人口 1億8,071万人(年人口増加率2.03%)(2011/2012年度パキスタン経済白書)

3.首都 イスラマバード

4.民族 パンジャブ人,シンド人,パシュトゥーン人,バローチ人

5.言語 ウルドゥー語(国語),英語(公用語)

6.識字率 58%(2011/2012年度パキスタン経済白書)

7.宗教 イスラム教(国教)

パキスタンの現状

パキスタン

女性の人権

 パキスタン東部ラホールの裁判所前で、恋愛結婚をして妊娠していた女性(25)が、結婚に反対する父親や兄弟らにれんがなどで殴り殺される事件があり、シャリフ首相は29日、関係当局に詳しい調査を命じた。

 女性はいとこと婚約していたが、恋愛関係にあった別の男性との結婚を選択。家族は結婚相手に女性が連れ去られたと訴え、裁判所で争いになっていた。女性は27日朝に裁判所に赴いた際、家族ら十数人の集団に襲われ死亡した。

 ロイター通信によると、男性は、暴行があった約15分間、警察が何もしてくれなかったと語っている。父親は殺害したことを認め、名誉の問題だと話しているという。

 パキスタンの有力人権団体が公表した報告書によると、昨年同国で「名誉殺人」で殺された女性は869人に上った。

テロ問題

パキスタン最大の都市、南部カラチの国際空港に8日夜、武装集団が侵入。ロケット砲や自動小銃を乱射した。地元テレビによると、治安部隊員や空港職員ら少なくとも19人が死亡、25人が負傷した。反政府武装勢力「パキスタン・タリバーン運動(TTP)」が犯行声明を出した。

治安当局によると、武装集団の一部は治安部隊の制服を着て、技術関係者用のゲートから侵入。貨物ターミナルや格納庫などに立てこもった。銃撃戦の末、治安当局は約5時間後に犯人10人全員の死亡を確認したと発表したものの、さらに約5時間後、格納庫で爆発があり、捜索を再開した。

貨物ターミナルは全焼したが、旅客ターミナルや駐機中の旅客機に被害はなく、乗客らは全員避難して無事だった。治安当局者は地元テレビに、犯人は旅客機の乗っ取りを狙っていたとの見方を示した。

パキスタンでは、シャリフ政権が模索していたTTPとの和平交渉が行き詰まり、TTPの本拠地である同国北西部で軍が掃討作戦を再開していた。TTPは声明で「我々は真剣に対話を試みたのに、政府は我々の指導者を殺し、部族地域を空爆した」としている。(イスラマバード=武石英史郎)

基本情報

参照

さんしょう
テロ問題
女性の人権
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