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基本情報

 

1.面積 40万6,752平方キロメートル(日本の約1.1倍)
2.人口 657万人(2011年、世銀)
3.首都 アスンシオン(人口約51万人)
4.民族 混血(白人と先住民)95%、先住民2%、欧州系2%、その他1%
5.言語 スペイン語、グアラニー語(ともに公用語)
6.宗教 主にカトリック(信教の自由は憲法で保障)

 

 

 

貧困

 

農業はGDPの27%、輸出の84%を占める。しかし、天候や市況に左右されることが、人口の4割に達する貧困層を生み出している。パラグアイは経済的に不平等で貧しい国家であり、約4割の国民が貧困に喘いでいると見積もられている。農村部では41.2%が、都市部では27.6%が最低限の基本的なニーズを満たすための収入を得ることが出来ない。上位10%の人間が国富の43%を牛耳るが、下位10%の人間はわずかに0.5%にすぎない。景気の後退はこうした状況をさらに悪化させ、1995年に0.56だったジニ係数は1999年には0.66に上昇した。10%の人口が国土の66%を所有し、その一方地方の人口の30%は土地を持っていない。この不平等さはエリートと土地なし農民の間に強い緊張状態をもたらしている。隣国のブラジルやアルゼンチンへ出稼ぎに行く人も少なくない。

 

 

 

教育

 

初等教育、中等教育、高等教育のいずれに於いても中退率が高く、また都市部と農村部で学校の設備に大きな格差がある。国家としての所得格差の大きさが、教育への平等なアクセスを妨げている。教員の待遇の悪さに起因する無資格教員が存在する。

 

 

 

公立高校

 

国の教育予算が低く,特に公立校の教育水準は,かなり低い。社会の進展に伴い国民一般の教育に対する意識は高まりつつあるが,現実には校舎や教員の不足などから十分な教育を行っていない。就学率も低く,就学前教育( 5 歳)66%,小学校90%,中学校53%,高等学校33%となっている。ただでさえ,少ない授業時間だが,さらに雨の日,学校行事,教員のストライキ,サッカーの国際試合などがある日は,授業を行わない。

パラグアイ共和国

パラグアイ

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