基本情報

 

1.面積　111,370平方キロメートル（日本の約3分の1）
2.人口　約410万人（2011年：UNFPA）
3.首都　モンロビア（MONROVIA、約100万人、世銀アトラス）
4.民族　ゴラ族、クペレ族、クル族、バサ族等16部族
5.言語　英語（公用語）、その他各部族語
6.宗教　国民の90％が伝統宗教、その他にキリスト教とイスラム教

 

 

 

貧困

 

15年の内戦で疲弊し、経済は崩壊した。隣接国へ難民が流出し、国民の80％が貧困ライン以下の生活を余儀なくされている。国内にもまだ1万3千人が避難生活を送っており、コートジボワールからも6千人が避難生活を送っている。政情は極めて不安定で、武力衝突は今も頻発しており、国連軍が全国的に駐在している。

 

 

 

女性の人権

 

内戦中、多くの女性たちがレイプされた。女性への暴力は今も蔓延している。

 

 

 

FGM

 

FGMは50％の女性に行われており、特に北部、西部、中央部の民族の間に多い。紛争で、村々は破壊され、人々は隣接国で難民化したため、コミュニティの崩壊とともに、FGMも一時10％まで減少したと言われた。しかしコミュニティが再建に向かうとともに、FGM施術も増加している。政府はFGMを禁止していない。