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基本情報

 

1.面積 18.5万平方キロメートル(日本の約半分)
2.人口 2,082万人(2011年世銀)
3.首都 ダマスカス
4.人種・民族 アラブ人(90.3%)、クルド人、アルメニア人、その他(9.7%)(2009年 CIA The World Factbook)

5.公用語 アラビア語

6.宗教 イスラム教 90%(スンニー派 74%、アラウィ派、ドルーズ派など 16%)

キリスト教 10%

 

 

 

内戦

 

国連の潘基文(パンギムン)事務総長は2014年10日、国連がシリア内戦の死者数の発表を中止したことについて「(シリア国内の)治安状況が非常に悪くなり、死者数を確認することが困難になった」と述べ、理解を求めた。

 潘氏は同日の記者会見で、「内戦死者は10万人以上」とした昨年7月の発表を踏まえ、「今では10万人よりはるかに多くの人々が殺されている」と強調。その上で「(死者数の)算出根拠となる情報をほとんど持っていないのが実情だが、更新できるように最善を尽くしたい」と述べた。

 国連はシリア内戦の死者数を発表してきたが、7日に国連人権高等弁務官事務所が「事実確認ができなくなった」として、当面の間は新たな情報を出さない、と発表。シリアへ人道支援を続けるNGO関係者などから「シリアの惨状が忘れられる」と懸念する声が出ている。

 

 

 

貧困

 

シリアでの紛争は、彼らの家から人々を追い出している。過去1週間以上の間に30,000人が近隣のレバノン、ヨルダン、トルコ、イラクへ避難している。2012年までに200,000人が難民になるとの国連の予想通りになってきていた。しかし、その地域で彼らが必要とする人道的支援の努力は、慢性的に資金不足で、必要な金額の33%しかない。
罪のない子供たちはおぞましい攻撃で殺され、子供たちへの暴力の記事が見出しになり続ける。セーブザチルドレンでは暴力から逃げるため近隣の国々へ避難している家族を助けるための支援を増加させている。

 

 

教育

 

2011年以降、300万人近いシリアの子どもたちが、戦闘によって教室が破壊されたり、恐怖のあまり通学ができず、家族と国外へ避難し、学業を中断せざるを得ない状況が強調されている。紛争が始まる前、数十年に渡って積み上げられてきたシリアの教育システムは、2011年に紛争が始まる以前は、初等教育(小学校)出席率が97%を誇っていたシリアだが紛争後のたった3年弱で倒壊した。

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