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基本情報

 

1.面積 163,820平方キロメートル(日本の約2分の1)
2.人口 53万人(2012年 ECLAC)
3.首都 パラマリボ
4.民族 ヒンドゥー系37%、クレオール系31%、ジャワ系15%、マルーン系10%、先住民系2%、中国系2%、白人1%
5.言語 オランダ語(公用語)、英語、スリナム語、カリブ系ヒンディー語、ジャワ語
6.宗教 キリスト教(プロテスタント、カトリック等)、ヒンドゥー教、イスラム教等

 

 

 

政治問題

 

1975年にオランダより独立した。政権の経済失策が経済成長の停滞を引き起こし、これに対する国民の不満を背景に、1980年、クーデタにより、軍事政権が樹立されたが、同政権による政策の失敗が経済を悪化させ、1987年総選挙で民政に復帰した。民政復帰後も反政府ゲリラとの内戦により、経済情勢は悪化し続けた。この混乱の中、1990年に再び軍事政権が樹立されたが、1991年総選挙以降は民主的手続による政権交代が続いている。その間、政権基盤の弱体化及び放漫財政による経済の悪化が急激に進展した。2000年総選挙の結果、フェネティアーン政権が発足した。同政権は緊縮財政や通貨デノミネーション政策を施行し、経済は安定した。しかし、国内消費財の殆ど全てを輸入品でまかなっているために、昨今の原油価格高騰や国際社会の不安定化を受けて物価上昇が続き、国民の生活は圧迫されている。

 

 

 

外交問題

 

同国は、小量の原油の他、不安定な国際市場価格の影響を被りやすいボーキサイト及び水産物等の資源を有するが、他に特に有力な外貨獲得手段を持たない。そのため、同国の外交は、外国から援助を確保する施策を推進する性格が極めて濃い。オランダ一辺倒の外交から脱却し、多角化を進めようと懸命であるが、同国に対する国外からの援助額の6割(2003年6月時点)を拠出しているオランダ中心主義が根強く、多角化が十全に図られているとは言い難い。1995年6月のカリブ共同体(カリコム)加盟以降、スリナムはカリブ諸国との関係緊密化を通して、国際場裡における発言力の向上と市場拡大を目指している。

 

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