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基本情報

 

1.面積 756,000平方キロメートル(日本の約2倍)
2.人口 1,727万人(2011年 世銀)
3.首都 サンティアゴ
4.民族 スペイン系75%、その他の欧州系20%、先住民系5%
5.言語 スペイン語

6.宗教 カトリック(全人口の88%)

 

 

 

貧困

 

世界銀行のデータによる、上位二〇%の富裕層が国民所得の六一%を占め、所得分配は著しく不平等である。また、国民の二八%が貧困状態にある。

チリは数十年に亘って、高い成長率と貧困率の削減に成功したことから「ラテンアメリカの奇跡」と賞賛されてきた。しかし、貧富の格差が世界で最も大きなラテンアメリカにあって、チリの実情は依然として最悪のレベルである。貧困はチリ人口1700万人のうち、未だに1440万人に影響を及ぼしている。また総人口の2.8%が極貧状態にあるという。山々に囲まれた盆地に広がるサンチアゴでは、冬になると、悪名高いスモッグと厳しい気温の相乗効果で、呼吸器疾患の患者が急増する。この街における、呼吸器疾患による年間の死亡者数は、じつに4200人にのぼっている。

 

 

 

教育問題

 

チリ社会に存在する大きな貧富の格差は、この国の分断化された教育制度(分権化された公立学校、補助金を受けた私立学校、授業料がかかる私立学校)が原因の一端となっている。

 

 

 

格差

 

所得上位20%の家庭と同下位20%の家庭では大学進学者数で17倍もの開きが生じるなど、所得による教育格差が深刻となっている。

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