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感染問題

 

マラリアは蚊によってうつる感染症で、感染してから6日以上の症状のない期間があった後、発熱、悪寒、筋肉痛、倦怠感が現れます。重症の場合にはけいれんや呼吸困難になったり意識を失ったりします。これらの症状は自然に治まる場合もありますが、時間がたつとまたおこり、だんだん重症になっていきます。初期のうちに治療をしないととても危険な病気です。
WHOによりますと、マラリアの流行が発生している国の一部情報が入ってきています。



ソマリアでは、2012年第1週から第4週の間に、サウスセントラルソマリア(South Central Somalia)で少なくとも5歳未満の小児975名を含む1,879名の確定患者が発生し、うち2名が死亡しています。
 
 
 
紛争
 
1991年内戦勃発以来、武力衝突と無政府状態が続いており、経済は崩壊している。  2007年1月、連邦政府軍(TFG)はエチオピア軍の支援を受けて、中央/南部を制覇していたイスラム法廷連合(ICU)を破った。以来TFGと反政府軍との戦いが激化し、人道支援を困難にしている。
 
 
 
難民
 
支援を必要とする人々は、国内避難民40万人を含め、2006年8月の180万人から2007年2月の時点で100万人に減少したが、干ばつと洪水がさらなる難民を生み出し、中央/南部は依然食糧危機にある。難民の多くは女性、子供、高齢者である。
 
 
 
女性の人権
 

女性差別と児童虐待が社会問題になっている。1997年の憲法で性や出身国による差別を禁止する条項が含まれたが、この国には司法制度がなく、依然女性に不利な伝統的慣習に支配されている。  暴力の他、誘拐、レイプも報告されている。特にQoroley地区南部で、兵士によるレイプが日常的に起きていたと報告されている。

 FGMは全域で98%の女性に行われており、外性器の切除と陰部封鎖(infibulation)という最も危険なタイプである。1991年違法となったが、長い無政府状態から法は適用されていなかった。近年、北東部のプントランドで組織された女性の人権団体WAWA(We Are Women Activists)は、FGMの危険性を訴え、撤廃に向けたキャンペーンを開始した。都市部では成果を上げている。

 
 
 
教育
 
中央政府の崩壊から小学校は現在私営で、内戦前の600校から現在は1172校に増加した。就学率は28%を維持している。識字人口は男性50%、女性26%。
 
 
 
水と衛生
 
国民の7割は飲料水へのアクセスがない。   ソマリア中央では、現地組織GSAがノルウェーのNGO、YME、NORSOMの協力のもと、井戸の管理、修復を行っている。
ソマリアの現状

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