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基本情報

 

1.面積 17.6万平方キロメートル(日本の約半分)
2.人口 337万人(2011年,世銀)
3.首都 モンテビデオ(約140万人)
4.民族 欧州系90%,欧州系と先住民の混血8%,アフリカ系2%
5.言語 スペイン語
6.宗教 キリスト教(カトリック)が多数。憲法で信仰の自由を保障。

 

 

 

治安の悪化

 

ウルグアイの首都モンテビデオ市においては、2010年の強盗事件発生数が2009年と比較して24パーセント増となる等、治安状況が急激に悪化しています。麻薬密売組織の抗争に伴う銃撃戦が度々発生。ウルグアイでは,銃器使用の強盗が多発する等,治安は深刻な情勢にあります。2012年8月に内務省が発表した同年7月までの犯罪統計では,前年同期に比べ,殺人事件が56.7%の増加,強盗事件が5.3%の増加となるなど凶悪犯罪が増加傾向にあり,時間や場所を選ばず発生しています。

 

 

 

性別・人種間の給与格差

 

国連の調査によると、ウルグアイのジニ係数は0.448となる。これは周辺国に比べれば低い。2002年の調査では、同じ仕事についている男性と女性では、女性の賃金は男性の71.8%になる。また、黒人の平均収入は白人の平均収入の約65%である。

 

 

 

少年犯罪

 

少年犯罪の処分が軽く,さらに,犯罪少年の収容施設が効果的に機能していないため,少年らが犯罪を繰り返す状況にあり,これが治安悪化の一因となっています。ウルグアイ政府は,現在,少年の刑罰適用年齢を現行の18歳から16歳へ引き下げることを検討しています。銃の所持について規制はあるものの,比較的容易に入手が可能です。現在,約90万丁の銃器が当局に登録されているほか,不法銃器が国内に流通していると考えられており,国民の3人に1人が銃器を所持していると推定されています。銃を使用した殺人,強盗等の凶悪事件が後を絶ちません。

 

 

 

地方の教育

 

農村部の1146校の学校には、ウルグアイの24000人あまりの子どもたちが通っている。財源不足により、これらの学校には質の高い教育を受けるために必要不可欠な教材がなく、図書館がない農村部の学校は、およそ15パーセントに上る。

 

 

 

医療

 

ウルグアイでは、国民健康保険に当たる制度がありません。もちろん社会保障の形で全国民が国立病院で医療を受けられますが、結局、国の経済悪化で税収が激減し、破滅状態です。建前上は現在でもこのシステムは存在しています。保険会社が病院を経営しており、個人が保険会社と契約することによって、その病院で診察を受けることができます。従って、どの病院でも診てもらえる日本のシステムとは違って、特定の契約のある病院でしか診察してもらえません。病院は統合され、巨大な大学病院のような感じになります。特に定期検診など、掛かり付けの医者に診てもらうためには、医者ごとに予約を受け付ける日が毎月あるので、その日に一カ月分の予約を取ります。しかも、その医者が当番で来るのは一週間に三日ぐらいです。ですから、自分の都合の良いときに診てもらいたい場合、予約受付日の朝一番に電話をかけないといけません。電話をするのが遅かったり、うっかり忘れたりすると、その月は診察してもらえないことになります。

 

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